判例ひろば
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注目の判例
- 賃貸マンションの元借主が、高額な敷引金と修繕費の差し引きを不服として返還を求めた事例判決日: 2002-06-14
賃貸借契約の終了に伴う敷金清算において、あらかじめ差し引く額を決める「敷引特約」の有効性と、追加で請求された修繕費の妥当性が争われた事案です。裁判所は特約の有効性を認めつつも、自然損耗分については貸主の負担とするなど、修繕費の負担区分を明確に判断しました。
- 市営住宅の元入居者が畳やふすまの修繕費負担を巡り敷金返還を求めた事例判決日: 2004-01-30
市営住宅の退去に際し、畳の表替え等の修繕費用を敷金から差し引かれた入居者が、全額の返還を求めた裁判です。裁判所は、条例や契約時の誓約に基づき、特定の修繕費を入居者が負担することに合意があったと認め、自治体側の対応を正当と結論付けました。
- 偽ブランド品を落札した購入者が、出品者の「返品不可」の主張を退け代金を取り戻した事例判決日: 2005-06-16
ネットオークションで「返品不可」という条件で出品されていたブランド品が偽物であった場合、購入者が代金の返還を求めた事案です。裁判所は、商品の写真や価格設定から本物と信じて購入したことに正当な理由があるとし、契約は無効であると判断しました。
- YouTuberらが競合相手による権利侵害の通報を不当として訴えた事件判決日: 2025-03-11
動画投稿者である原告らが、被告によって行われたYouTubeへの権利侵害通知を不当な妨害として損害賠償を求めた事案です。裁判所は、公式フォームを用いた侵害通知は原則として正当な手続きであり、本件において不法行為を構成するほどの違法性は認められないとして、請求を棄却しました。
- 適格消費者団体が『モバゲー』の不当条項使用差止めを求めた事件判決日: 2020-11-05
適格消費者団体がソーシャルゲーム運営会社に対し、利用規約中の「事前通知なしの利用停止・アカウント削除」や「有料コインの失効・不返還」条項が消費者契約法に反するとして差止めを求めた裁判です。裁判所は、事業者に一方的なアカウント停止・削除裁量を認める条項等の効力を制限・差止め判断を示しました。
- ネットで中傷された不動産会社らが、通信事業者に対し投稿者の情報の開示を求めた事案判決日: 2019-12-11
インターネット掲示板に誹謗中傷を書き込まれた不動産会社と経営者が、投稿者を特定するためにプロバイダを訴えた事案です。裁判所は権利侵害の事実を認め、情報の開示を命じました。
- 大学教授らが国会議員のSNS投稿を訴えた裁判で、一部の名誉感情侵害を認め賠償を命令判決日: 2023-05-30
大学教授らが、国会議員のSNSやインターネット番組での発言により名誉を傷つけられたとして提訴した事案です。一審の請求棄却に対し、控訴審では一部の投稿について原告1名への名誉感情の侵害を認め、賠償金の支払いを命じました。
- 通販会社「北の達人」が、虚偽の比較記事を書いた投稿者の特定を求めた裁判判決日: 2020-11-10
自社の美容液と他社製品を比較し、事実と異なる高額な価格設定などを掲載したウェブサイトの投稿者を特定するため、サーバー運営会社に対して情報の開示を認めた事例です。